Freddoのものづくり

和歌山県内山林入口

私たちが大切にしていること

木工・工程において何故、これにこだわっているのかの説明をさせていただきます。

木工と言えば、通常は材木屋さん、木材屋さん、ホームセンター等から、木を仕入れて加工し、製品にします。Freddoも、時にはそうしている場合もあるのですが、大部分は違います。

山から木を伐り倒し、玉切りし、丸太を山から工場まで搬出し、積み下ろし保管し、製材し、桟積みし、何年間か自然乾燥させ、完全に乾いた木を再び製材し、そこから製作に取り掛かっております。これは大変な時間と原材料から出る処分費用のロス、その他、挙げればきりがないことばかりです。

最初の頃は「そんな馬鹿げた労力かけないで、売られている木を買って作ったほうが、場所や時間や費用を抑えられるよ。」というアドバイスもありましたが、やり続けました。

それには深い理由があります。

流通されている木材には防腐剤、防虫剤等の薬品が多量に使用されており、これはかなりの年数、維持されます。

人工乾燥には割れ、反り、変色等が起きてしまいます。

Freddoの理念は、せっかく作るものなのだから、使う方への思いを込めて、単なる安くて大量生産できる製品ではなく、サービスやメンテナンスを含め、末永くご愛用していただけるものを作りたい。

そんな思いで、余計な薬品を使用していない、木材の良さを残したまま乾燥させた、完全自社工程での木材を使用し、企画から、設計、製造、販売まで一貫し、製品の一つ一つに手仕事の技をかけているのです。

山林での木の伐採
玉切りした木
玉切りした木
製材前の木
製材前の木
製材機
製材後の木